直下率と耐震性
2023/04/17
スタッフの日常
直下率は建物の耐震性を左右する指標と言われていて、" % "で表されます。
直下率は簡単に言えば、柱の位置と壁の位置が上下階でそろっている割合で、この数値が高いほど、安定した建物ということになっています。
壁の位置が上下階でずれていると直下率は低くなります。
ですが直下率が高いからといって耐震性能が高いとはなりません。
直下率の目安は60%以上と言われることもありますが、この数字だけでは耐震性を測れないのが実情です。
建物外形、断面計画、梁や柱の部材の寸法を適切に計画することが重要です。
建築基準法では「木造2階建ては構造計算を実施しなくてよい」などといった法律がありますが、耐震性を確認するには許容応力度計算による構造計算が有効
です。
たくさんの仲間とOBのお客さまに支えられ、町の工務店として長年愛されてきた光英住宅を誇りに思っています。
これからも根っこは変わらず、もっと進化していきますので、気軽にお声かけください。