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耐震等級3を支える基礎工事のポイントとは?

家づくりで「耐震等級3」という言葉をよく耳にするようになりました。
これは、消防署や警察署と同等レベルの耐震性能を示す最高等級です。

しかし、どれだけ優れた構造計算をしても――
基礎工事の品質が伴わなければ意味がありません。

今回は、耐震等級3を実現するための「基礎工事の重要ポイント」をプロ目線で解説します。

 

■ そもそも基礎は"建物の土台"

基礎は、建物の重さを地盤へ伝える役割を担います。
同時に、地震の揺れを受け止める最前線でもあります。

つまり基礎は、
? 見えないけど一番大事な構造部分です。

 

■ 耐震等級3に求められる基礎仕様とは?

耐震等級3を確保するためには、一般的な住宅よりも高い精度と強度が求められます。

主なポイントはこちら?

① 配筋量(鉄筋の量と配置)

  • 鉄筋の太さ・間隔が細かく設計される
  • 一般的にはピッチ150mm以下など厳しい基準
  • ダブル配筋になるケースも多い

? 地震時のひび割れや破断を防ぐ

 

② ベタ基礎の採用

現在の主流は「ベタ基礎」。

  • 建物全体を面で支える構造
  • 地盤への荷重分散が可能
  • 不同沈下にも強い

? 耐震等級3ではほぼ必須レベル

 

③ コンクリート強度

  • 設計基準強度:24N/mm²以上が一般的
  • 打設時の温度・養生も重要

? 強度不足=耐震性能低下に直結

 

④ かぶり厚(鉄筋を守る厚み)

  • 鉄筋が錆びないための重要な厚み
  • 不足すると耐久性が大きく低下

? 長期的な耐震性に関わる

 

⑤ 地盤調査と地盤改良

いくら強い基礎でも、地盤が弱ければ意味がありません。

  • スウェーデン式サウンディング試験などで調査
  • 必要に応じて改良工事

? 地盤+基礎で初めて耐震性能が成立

 

■ 現場で差が出る「施工精度」

設計だけでなく、現場の品質も重要です。

チェックすべきポイント?

  • 配筋検査を第三者が実施しているか
  • 写真管理がされているか
  • 打設時の立ち会い確認
  • 型枠精度・アンカーボルト位置

? "いい設計 × いい施工"で初めて耐震等級3

 

■ まとめ:耐震等級3は「基礎で決まる」

耐震等級3の家づくりは、単なるスペック競争ではありません。

✔ 強い地盤
✔ 適切な基礎設計
✔ 丁寧な施工

この3つが揃って、はじめて安心できる住まいになります。

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投稿者

浅井伸人

営業部浅井

浅井伸人

家族が増えアパートが手狭になってきたので、2008年に当社にて自宅を新築いたしました。
その時の経験や思いなどを、お客様と共有していきたいと思います。