【保存版】新築・リフォームで使える国の補助制度まとめ（制度名／要件／補助額／手続き）

国が実施する住宅向け補助制度を、制度名・要件・補助額・申請手続きの視点で整理しました。年度ごとに公募内容が更新されるため、 申請前に必ず最新の公募要領をご確認ください。本ページ内の公式リンクから一次情報へ飛べます。

新築向け

① 子育てグリーン住宅支援事業 新築

対象要件	建築主が自ら居住／50〜240㎡目安。性能区分（GX志向型・長期優良・ZEH水準）のいずれかを満たす。着工時期・申請時期に制限あり。
補助額	目安：GX志向型 160万円/戸｜長期優良 80万円/戸（加算あり）｜ZEH水準 40万円/戸 ※区分・加算・年度により変動。最新要領を確認。
申請	原則、登録済みの「グリーン住宅支援事業者」を通じて交付申請（予約含む）→交付決定→完了報告。
公式	公式：子育てグリーン（新築）

② 戸建住宅ZEH等支援事業 新築

対象要件	登録ZEHビルダー/プランナーが関与。ZEH水準（または上位区分）の一次エネ性能・外皮性能等を満たす。
補助額	例：定額55万円/戸（区分や機器導入で加算の年あり）。年度・公募区分で変動。
申請	ZEHポータルで電子申請が原則。公募期間内に交付申請→実績報告。
公式	公式：戸建ZEH 公募情報（SII）

リフォーム向け

① 子育てグリーン住宅支援事業 リフォーム

対象要件	既存住宅。必須工事の実施組合せでSタイプ（必須全実施）/Aタイプ（必須のうち2つ）。申請合計5万円以上。
補助額	目安：Sタイプ 上限60万円/戸｜Aタイプ 上限40万円/戸（世帯要件・加算の年あり）。
申請	登録事業者を通じて（予約）→交付申請→完了報告。年度の締切・予算枠に注意。
公式	公式：子育てグリーン（リフォーム）

② 先進的窓リノベ事業（先進的窓リノベ2025）

対象要件	既存住宅の開口部の断熱改修。登録「住宅省エネ支援事業者」への発注。予約→交付申請の二段階。
補助額	工事仕様・開口部の数/サイズにより積上げ。年度上限の目安：最大200万円/戸程度（年により変動）。
申請	予約有効期間（例：提出から3か月または12/31までの早い方）。交付申請→完了報告。
公式	公式：先進的窓リノベ2025

③ 給湯省エネ事業

対象要件	新築・既存いずれも可（年度要領に依存）。対象機器の導入。事業者登録・着工/完工時期要件あり。
補助額	例：エコキュート6万円/台、ハイブリッド8万円/台、燃料電池16万円/台など（年度・加算で変動）。
申請	交付申請→完了報告→請求。制度ごとの締切・併用制限を必ず確認。
公式	公式：給湯省エネ（2025）

④ 既存住宅における断熱リフォーム支援事業

対象要件	既存住宅の断熱性能向上。一次エネルギー消費量▲15％以上等の要件が設定される年あり。
補助額	目安：戸建 上限120万円/戸、集合住宅は別上限（年度差あり）。
申請	登録事業者申請が基本。仕様書・設計内容・施工写真などエビデンスが重要。
公式	公式：住宅省エネキャンペーン（リフォーム）

⑤ 長期優良住宅化リフォーム推進事業

対象要件	事前に既存住宅状況調査（インスペクション）と維持保全計画を実施。所定の性能水準へ引き上げる改修。
補助額	原則工事費の1/3。上限の目安：評価基準型 80万円/戸、認定長期優良住宅型 160万円/戸。条件により加算上限あり。
申請	要領に沿って交付申請→工事→完了実績報告。書類点数が多めのため早期準備が推奨。
公式	国交省 住宅局（制度総合）

※本記事は概要整理です。補助額・要件・締切は年度で変更されます。申請前に必ず最新の公募要領・交付規程・様式をご確認ください。