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注文住宅の床暖房について詳しくご紹介します!

注文住宅をお考えの方の中で床暖房に憧れている方も多いのではないでしょうか。
室内を温める方法として、エアコンやヒーター、床暖房など様々な方法がありますが、今回は、そんな床暖房について見ていきましょう。

□床暖房とエアコンを比較してみよう!

ここからは、代表的な空調のエアコンと床暖房を比較しながらその特徴についてご紹介します。
室内の空間を、大人の体を目安として、床、ひざ丈、腰、顔、天井付近に分けた場合、床暖房は腰のあたりまで温かみを強く感じられます。
一方で、エアコンなどの温風暖房機は腰までの上半身で暖かさを強く感じます。
ですので、部屋全体を快適にするには、工夫が必要となります。

熱の伝わり方としては、「伝導」、「輻射熱」、「対流」の3種類があり、エアコンは空気の「対流」を利用して部屋を温めます。
暖かい空気は上昇する性質があり、室内の上部だけ温まりやすくなってしまうのはこのためです。
一方で床暖房は「伝導」と「輻射」を利用しており、暖房面に直接足が触れることで足元が温められます。

しかし、床面積における断熱ヒーターの割合が60%以下の場合、部屋全体を温めるのは難しいとされ、他の暖房器具と併用する必要があります。
部屋の開閉や吹き抜けの有無などの構造上の部屋の温度に影響してくるのです。

床暖房には、温水式と電気式の2種類が存在します。
温水式は床下に配水管を通し、お湯の循環によって部屋を温め、電気式はヒーターの力で温めます。
初期費用は電気式の方が安価ですが、長期的にみると温水式のほうがランニングコストが低価格に抑えられます。
広範囲を温める場合は、温水式、限られた部分であれば電気式を利用するのが良いでしょう。

□床暖房のメリットとデメリットをご紹介!

次に床暖房のメリットとデメリットを見ていきましょう。
メリットとしては、火を使わずに安全で、水蒸気も発生しないためカビの発生の心配もありません。
また、暖房器具を置く必要がないので、お部屋を広く使えます。

一方でデメリットとしては、室温が上がるまでに時間がかかるため短時間利用には不向きな点が挙げられます。
また、設置費用は他の暖房器具に比べて高く、リノベーションの際は更に手間と費用がかかります。
どのようなライフスタイルを送るのか、本当に必要なのかを慎重に判断し、床暖房を取り入れるか否かを決めていきましょう。

□まとめ

一長一短ある床暖房についてですが、「頭寒足熱」という言葉があるように足を冷やさないことは非常に大切です。
また、ランニングコストが比較的安いことも魅力的な点と言えるでしょう。
家にいることが多い方や冷え性の方には非常におすすめです。

投稿者

関智哉

営業部

関智哉

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