KOUEIスタッフブログは新潟市の注文住宅、リフォームの光英住宅

スタッフブログstaff blog

暖かい家をつくりたい!工法について解説します

1年を通してストレスなく過ごすために欠かせないのが、断熱対策です。
断熱対策が充実していれば、夏は涼しく、冬は暖かい生活空間で快適な暮らしを送れるでしょう。
本記事では、断熱工法と換気についてご紹介しますのでぜひ参考にしてみてください。

□充填断熱と外張断熱をご紹介!

住宅の断熱工法の中で、一般的によく使われているのが充填断熱と外張断熱の2つです。
鉄筋コンクリート造の住宅では、外張断熱にされる方が多いです。
木造住宅の断熱工法は、充填断熱と外張断熱どちらもよく採用されます。
充填断熱と外張断熱どちらが優秀かは、施工性やコスト、どの断熱材を選ぶかなどによって変わるため、適材適所で考えることが大切です。

最近は、住宅の部位によっても充填断熱と外張断熱を使い分ける場合があります。
また、充填断熱と外張断熱を両方行う付加断熱という方法も増えてきています。

充填断熱は、外張断熱よりコストが低い、敷地面積の影響が小さい、暖房性能の経年劣化が遅いというメリットがあります。
一方、外張断熱は、内部意匠の自由度が高い、施工後の確認が容易であるというメリットがあります。
暖かい家を建てる際に、どちらに魅力を感じるかは周辺の環境や予算などによって変わりますので、じっくり検討しましょう。

□暖房を使用する際には換気が大切な理由をご紹介!

室内で暖房機器を使用している最中は、ドアや窓は当然閉めていると思います。
しかし、長時間暖房機器を使用する時は、適度に換気も行った方が良いでしょう。
これは、暖房機器で使われた酸素が二酸化炭素や一酸化炭素に化学変化し、人体に悪影響を与えてしまうからです。
部屋の酸素濃度が低下すれば、呼吸困難等に陥る危険性があります。

また、特に危険であるのが一酸化炭素で、一酸化炭素は非常に強い毒性があります。
一酸化炭素が血液中のヘモグロビンと結びつくと、酸素と結びつくヘモグロビンが減ってしまい、酸素が全身の細胞に運ばれにくくなります。
一酸化炭素が空気中に0.05%以上含まれると、めまいや頭痛といった症状が起き、最悪死亡に至るケースもあります。
また、後遺症が残る可能性も十分あります。

特に恐ろしい点が無色無臭であることです。
このため、人体にめまいや頭痛などの症状が発生するまで、一酸化炭素濃度が高いことに気づきません。
暖房機器をつけっぱなしで一酸化炭素中毒になってしまう例もあるので、暖房機器の取り扱いと換気のし忘れには十分注意しましょう。

□まとめ

断熱工法の中でも一般的に多く採用されている充填断熱と外張断熱についてご紹介しました。
予算に余裕がある方は、家族が長く滞在する部屋は、充填断熱と外張断熱の両方を採用するのも良いかもしれません。
新築住宅をご検討の方は、当社までお気軽にお問い合わせください。

投稿者

関智哉

営業部

関智哉

今まで培った知識と経験で、「失敗しないお家づくり」を全力でお手伝いいたします。