進行中の現場(江南区K様邸)⑥
2021/04/15
家づくり情報
江南区K様邸、順調に進んでいます。
先日、気密測定を行い結果は『C値0.14㎠/㎡』!
最高の数字をたたき出しました(^^♪
大工さん、いつも丁寧な施工ありがとうございます!!
K様邸の断熱性能ですが、『UA値0.31W/㎡・K』
HEAT20 G2グレードの高断熱仕様となっています。
《 ↓計算結果↓ 》
4月1日から建築物省エネ法の改正により、省エネ性能の説明が義務化されました。
当社でも全棟UA値の計算を行いますが、この計算結果って、あくまでもカタログに記載の断熱性能で
計算を行います。
なので、実際の現場での施工精度は考慮されていません。
例えば、下の表の一番上のようにグラスウール100mmをきちんと施工してあればUA値計算書の結果通りの断熱性能の住宅が完成します。
上から3番目のように両端を押し込んだ場合、同じグラスウール100mmでもたった46mmほどの断熱性能に低下します。
K様邸の計算結果も、断熱材の施工状態が悪ければ一気にUA値0.35W/㎡・Kまで下がります。
これでは、HEAT20 G2グレードも下回ってしまいます(*_*)
※K様邸は、高性能グラスウール105mmを充填しているので、105mm×断熱性能46%に低下=48mmで計算。
各断熱材メーカーから『柱ー間柱用』『間柱ー間柱用』の断熱材が販売されていて、
下の①②に対応したサイズを入れればOKです!
《幅430mmの断熱材》
柱ー間柱間の387mmに幅430mmの断熱材を入れようとすると
サイズが合わないから両端を詰め込むしかないので、一番右の『施工状態×』みたいになる。
《K様邸の充填断熱施工状況》
断熱材がきちんと適切な場所に、適切なサイズが充填されていて
防湿シートの施工も併せて、きれいに仕上がっていました。
計算結果により近い、冬でも暖かい家になると思います(^^)/
今まで培った知識と経験で、「失敗しないお家づくり」を全力でお手伝いいたします。